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台所床下排水管つまりの解消には高圧洗浄が必要になります。そして、下手（しもて、出口側）から作業するのがベストです。なぜかと言うと、上手（かみて、シンク側）から高圧洗浄をすると先につまりがある為、水が逆流してしまうからです。しかし今回はマンションということもあり、上手からしか作業が出来なかった為、カメラとトーラーを使って作業を行いました。時間はかかりましたが、無事につまりを解消することが出来ました。

トラップはお客様が取り外している状態で、浴槽側から流しても排水口側から流しても水が溢れてきました。ただ、水を流すとすぐに溢れてきたので、排水管内の排水口に近い場所で詰まっていると判断。薬剤を使ってつまりを溶かしながらローポンでつまりを取り除きました。つまっていた物は髪の毛と汚れでした。つまりが抜けた後も念入りに水を流して確認しましたが、しっかりとつまりは除去できていました。

台所の排水栓はトラップがあり、防臭機能の付いた排水器具です。蛇口の水漏れと違い、排水栓で水漏れが起きると水が有ってはいけない場所に漏れて行きます。酷い症状になると階下漏水を起こすこともあります。今回は使用年月もずいぶん経っていたので排水栓をまるごと交換することにしました。21年経っているだけあって、固定部材が固着し、なかなか外れませんでしたが何とか取り外しが出来、無事に交換することが出来ました。

温水洗浄便座本体部と操作盤の下から水漏れが発生していました。20年ほど使用されている温水洗浄便座で、長く使っていた分、完全に限界の状態でした。温水洗浄便座の本体交換が必要でしたが、止水栓とタンクに繋がる給水管も劣化が進んでいてほぼ限界の状態で、温水洗浄便座の分岐部を取り外す時に水漏れする危険性が高かった為、温水洗浄便座本体、止水栓、給水管をまとめて交換しました。

DIYでお客様が設置した蛇腹ホースが長すぎ、見た目的にも機能的にも良くない状態でした。排水管内が詰まっていたので、詰まりは高圧洗浄で取り除きました。見た目も良く、機能的にも詰まりにくい排水部の設置をご提案し、ご了承いただいたので排水栓、排水管を新しい物に交換し、見た目の面でも機能面でもベストな状態に出来ました。

外にある蛇口は雨風にさらされていることや夏冬の外気温の変化等もあるので、室内の蛇口と比べて劣化が早くなります。今回はハンドル下の水漏れとハンドルの動きの不具合、そして見た目にも劣化が進んでいる状態でした。部品交換を実施しても、近い内に他の箇所からの水漏れや不具合が起きると感じられたので、蛇口本体の交換を行いました。部品交換で対応するのか蛇口本体交換で対応するのかは、総合的な判断が必要になります。

ポップアップとは排水管に繋がる取っ手を上下することにより栓部が上下して、水を溜めたり流したり出来る機能です。このタイプは目皿が付いていないことが多く、今回も目皿がないタイプでした。目皿が無いと排水トラップ内に汚れが溜まりやすくなります。今回もトラップに汚れが溜まっているのではと思い、トラップを分解して見てみると大量の汚れが溜まっていました。トラップをきれいに清掃して取り付け直し、無事解消しました。

下水管は使用済みの汚れた水が流れる場所なので、下水管内は基本的に下水臭が充満しています。その下水管の臭いをシンクやシンク下にあるトラップで防臭しているわけですが、トラップより下の排水管で隙間が空いていると下水臭が漏れて発生します。今回は接続部をビニールテープで塞いでいて、それが取れていました。テープで塞ぐのは取れたり切れたりしやすいので、ネジ締め用の接続部材を取り付けて簡単に取れないように修理しました。

飲食店は、一般の家庭と比べて使う食材の量と油の量が格段に多いです。その為、詰まった時はヘビーな詰まりになります。今回は排水管で油脂が固まった「油詰まり」であった為、電動トーラー作業で固形物化した油脂を砕き、高圧洗浄で溶かしながら除去して行きました。つまっている油の量がかなり多く、作業に時間はかかりましたが、無事に詰まりを解消することができました。油詰まり除去は詰まりの中でも難易度の高い作業です。

排水管に穴が空いていた事と使用して25年経っていることから、部分的な交換ではなく洗面ボール下の排水管を全て交換しました。ちなみに、洗面所の上から見える排水口までが排水管の一部です。金属製の排水管はかなり脆くなっていた為、トラップ部分の接続ナットを取り外す時のちょっとした圧力で簡単に割れてしまいました。もう限界だったようです。新しい排水管は金属製ではなく樹脂製の物にして交換しました。

マスの中に溜まっている水が茶色だったので、便が蓄積していると判断。排水管に詰った便を取り除く為には高圧洗浄が必要になります。高圧洗浄は、洗管ホースという先端から高圧の水が噴射するホースを排水管の中に入れて、詰まりに直接アプローチして詰まりを取り除きます。少しずつ詰まりを吹き飛ばしながら作業をしていると、急に大量の茶色い水が流れて来ました。時間はかかりましたが、無事開通することが出来ました。

台所で水を流すとすぐに水が溜まる感じだったので、詰まっている場所はシンクの排水口付近だと判明しました。台所の排水詰まりに効果的なのが「電動トーラー」です。電動トーラーとはワイヤーの工具で、電気の力でワイヤーを回転させながら排水管内の汚れを砕いて詰まりを取り除くというものです。今回は、シンクの排水口付近に詰まりがあったので、シンク側からワイヤーを入れて作業を行い、しっかりと流れるようになりました。

今回のケースは水漏れ箇所が目視できていたので原因の特定が容易でした。工具でナット部を緩めて慎重にスパウトを取り外し、パッキンを交換してスパウトを戻しました。水栓の水とお湯をそれぞれ出したりして根本に水が溜まらない事を確認して作業完了となりました。

浴室蛇口の左側にあるサーモユニット部分を分解して取り外し、新しい部品に交換して取付け直しました。ハンドルを取付けた後はお湯の温度が安定して出ているかお客様と確認して作業を終えました。今回は固着などが起こっておらずスムーズに部品の交換が行えましたが取外しの際に部品を破損させないように注意が必要です。

22年使用していて、洗濯蛇口のハンドル下からの水漏れ、スパウトの固着等があったので蛇口の交換をご提案。しかし、近い内にリフォームするので最低限の修理で、とりあえず水漏れが直るだけで良いとのことでした。スパウト部分は固着していましたが、水漏れはしていなかったのでそのままにし、蛇口の可動部である上部部品を交換しました。ちなみに上部部品とは、ハンドルとスピンドルとコマパッキンの総称です。