原因・状況
トイレのタンク内と便器内に水漏れがあるというご依頼。確認すると、ボールタップとフロートバルブの経年劣化による故障でした。31年使っていたとのことで、かなり長持ちした方だと思います。
作業・施工内容
止水栓を閉めてタンク内の水抜きを行います。トイレの給水管とボールタップを接続しているナットを緩め、ボールタップの固定金具を外してボールタップ本体を取り外しました。レバーから鎖を外し、フロートバルブを取り外しました。新しいフロートバルブをセットし、鎖をレバーに取り付けます。新しいボールタップを固定金具で固定し、給水管ナットと接続します。止水栓を開いて動作確認をし、交換修理は完了です。
ポイント(予防策・注意点)
一般的なトイレタンク内部品の耐用年数は約10年前後です。今回のお宅はとても長く31年持ちましたが、基本的には約10年が耐用年数ということを知っておいてください。
DIYで行う場合、タンク内部品は型番などがわかる物はないので、商品の選定を間違えないようにしましょう。例えば今回、INAXのフロートでしたが、INAXのフロートにも同じような形で大と小があります。
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