台所水漏れ・つまりの作業・料金事例を公開

まず灯油ポンプでシンク内に溜まってる水を抜き、排水ホースを取外しました。外して排水ホース内を確認するもスポンジは無く排水管の方を見ると少し先のエルボになってるとこに引っ掛かってました。異物を除去して排水ホースを戻し通水テストをして水漏れやつまりが無い事を確認して作業終了しました。

シンクに穴が空いているので、根本的な改善はシンクを交換するしかありません。ただし、シンクの交換となると結構な金額になってしまいますね。水漏れしている量もあまり多く無かった為、お客様に何とか応急処置をしてほしいと言われました。
今回行った応急処置は穴の部分、シンクと排水栓の接続部をコーキングで埋めるというものでした。隙間なくコーキングを塗布し、時間を空けて水を流して水漏れが収まったことを確認しました。

一戸建てで2階の台所だった為、外の排水管側からの作業が出来ず、シンク側から高圧洗浄を行いました。本来、高圧洗浄は外側からするもので、特につまっていればなおのことですが、今回は内側からしか出来ませんでした。高圧をしていると排水管ギリギリまで水が上がって来るということの何度も繰り返しながら、溢れないように注意して少しずつ汚れを溶かして行きました。時間はかかりましたが、しっかりと流れるようになりました。

年数と流れ方からみて、油詰まりの可能性が高いと判断。キッチンの裏手近くにマスがあり、マスからキッチンの間で詰まっている状況であった為、マス側から高圧洗浄を実施しました。高圧洗浄しても最初は半透明の水しか出てきませんでしたが、45分位経った時にドロドロの白濁した物が流れ出してきました。この白濁した物の正体は油です。それがやっと溶けて出てきたわけです。その後もキレイな水に変わるまで洗浄を続けて、改善しました。

使用年数もかなり経っていたので蛇腹ホース自体と排水管に接続する部分の防臭パッキンの交換を行ないました。この蛇腹ホースと一緒に交換した防臭パッキンは古くなると下水の臭いが漏れてしまう可能性があります。
蛇腹ホースを交換した後は何度か排水テストを行ない、お客様と使っても水が漏れてこないの確認して修理が完了しました。

最初にシンクと排水溝に溜まってる水を灯油ポンプでバケツに移し防臭キャップを外して排水管内を確認しました。油の混じった水が残っていた事から油によって詰まったと判断しトーラー作業で台所の排水管から油の塊を除去しつつ、取りきれない油を屋外から高圧洗浄をして落としていきました。また蛇腹ホースにも油が大量に付着していたので一緒に交換しました。

掃除口が割れていて、コーキングでベタベタになっていた為、既存配管の修理は不可能と判断。排水栓下から壁面手前までの排水管と掃除口を新しくすることにしました。
壁前の排水管を切断し、排水栓下のパイプナットを緩めて対象の部分の取り外し。既存部同様、チーズ型の掃除口付部材を用意。壁側と排水栓側に長さを加工した新し排水パイプとソケット・ナットを用意。それぞれを接着及び固定して作業完了しました。

キッチンの床上排水管、床下排水管共に詰まっていた為、キッチン側とマス側の両方からトーラー作業と高圧洗浄作業をそれぞれ行いました。
まず、床下排水管の詰まりを除去しないと床上排水管に詰まっている物が流れて行かないので、マス側からトーラーと高圧洗浄を行いました。排水が白く濁っていたので、詰まっている物は固形物化した油脂でした。ある程度目途が立ったところで、今度はキッチン側からトーラーと高圧を実施し、無事両方抜けました。

シンク下は排水の塩ビ管が直接繋がっている形状だった為、シンク側からの作業をすることに。まず薬剤を投入して様子を見ましたが、少しずつ流れるようになりました。続けて何度か薬剤を投入しましたが、流れ方は変わらず。次にローポンプで詰まりの除去を試みました。薬剤の時よりも流れは良くなりましたが、まだ正常とは言えない状態。引き続きローポンプ作業を続けているとガボッと言う音が鳴って完全に流れるようになりました。

台所床下排水管つまりの解消には高圧洗浄が必要になります。そして、下手（しもて、出口側）から作業するのがベストです。なぜかと言うと、上手（かみて、シンク側）から高圧洗浄をすると先につまりがある為、水が逆流してしまうからです。しかし今回はマンションということもあり、上手からしか作業が出来なかった為、カメラとトーラーを使って作業を行いました。時間はかかりましたが、無事につまりを解消することが出来ました。

台所で水を流すとすぐに水が溜まる感じだったので、詰まっている場所はシンクの排水口付近だと判明しました。台所の排水詰まりに効果的なのが「電動トーラー」です。電動トーラーとはワイヤーの工具で、電気の力でワイヤーを回転させながら排水管内の汚れを砕いて詰まりを取り除くというものです。今回は、シンクの排水口付近に詰まりがあったので、シンク側からワイヤーを入れて作業を行い、しっかりと流れるようになりました。