洗面所水漏れ・つまりの作業・料金事例を公開

排水管が破損していた為、排水管の交換は必須でしたが同じ金属製にするのか樹脂製に変えるのかをお客様とお話ししました。いろいろ考えて最終的に金属製の管に交換するということになりました。
トラップの固定ナット2ヶ所を緩めてトラップを外し、トラップ先の排水管と防臭パッキンを取り外しました。新しいトラップ排水管と防臭パッキンを取り付け、水を流して確認。水漏れなく、正常に流れていたので交換修理完了です。

洗面台下の露出管一式の交換をすることになりました。元栓を閉め、水道管の中の残り水を水抜きしてなまし管を取り外します。次に止水栓が付いたまま化粧管の取り外しを行います。新しい化粧管にシールテープを巻き、新しい止水栓を取り付けます。止水栓を取り付けた化粧管を床の給水管に取り付けます。最後はフレキ管の長さを加工して取り付け、交換修理完了です。ちなみに元の止水栓はお湯用の止水栓でしたが、実際は給水でした。

洗面排水口付近と排水トラップの先に詰まりがある状態だった為、薬剤とローポンプを使用することにしました。
まず、排水口付近の詰まりに対して薬剤を投入し、汚れを柔らかくしてからローポンプで吸い上げました。上がってきた汚れ溜まりが排水口に流れて行かない様にネットですくいました。次にトラップ先の詰まりに対し、薬剤で柔らかくしてローポンプで汚れを動かし、水で流すようにしました。

完全に折れていた為、応急処置は出来ずにトラップ排水管の交換が必須で、ステンレス製の管から樹脂製の管に交換することになりました。理由は、樹脂製の方が低コストで耐久力もステンレス管と同じかそれ以上と言われているからです。
まず、折れている下の管を取り外し、その後に上の部分を取り外ししました。新しい樹脂管を上部→下部→トラップ部の順に取り付け、最後に各所のナットに緩みが無いかを確認しました。

洗面所の排水口にある栓を外して確認すると、排水管の中は汚れで真っ黒になっていました。排水の栓が大きいタイプの洗面所でしたが、このタイプは水の通り道が狭い為、水量が少ないと汚れが溜まりやすくなります。今回は排水の栓を外してローポンプ作業を実施しました。洗面台は高さがある為、作業がしづらく、力が加わりにくいという点はありましたが、解消できた後は流れも良くなりました。

洗面の排水タイプは大きく分けると「ゴム栓式」「ポップアップ式」「ワンプッシュ式」という3つに分けられます。今回はポップアップ式の排水タイプでしたが、排水口とトラップの間でつまるという症状は、ポップアップ式かワンプッシュ式で起きる可能性があります。何故かと言うと、排水口とトラップの間に栓を開閉する機能部があり、そこに髪の毛や汚れが引っかかってしまうからです。今回はローポンプと薬剤で解消しました。

ポップアップとは排水管に繋がる取っ手を上下することにより栓部が上下して、水を溜めたり流したり出来る機能です。このタイプは目皿が付いていないことが多く、今回も目皿がないタイプでした。目皿が無いと排水トラップ内に汚れが溜まりやすくなります。今回もトラップに汚れが溜まっているのではと思い、トラップを分解して見てみると大量の汚れが溜まっていました。トラップをきれいに清掃して取り付け直し、無事解消しました。

使用年数も11年経っていて、蛇口先端からの水漏れであった為、カートリッジの交換が必要でした。しかし、海外メーカーの洗面水栓であった為、近隣の販売店には在庫が無く、部品を取り寄せて再度お伺いすることに。再訪して取り寄せたカートリッジで交換を行い、無事に水漏れは改善。ちなみにカートリッジにレバーが接続しているので、新しいカートリッジにしたことにより、レバーの動きもスムーズになりました。