金属製の洗面排水管が割れて起こってる水漏れを交換で改善

洗面所排水管から水漏れが起きているとのご依頼で伺うと、金属製の洗面排水管でトラップ部がヒビ割れして水漏れが起きていました。緑青により保護皮膜が破壊されて、管の破損を招いたと思われます。

排水管が破損していた為、排水管の交換は必須でしたが同じ金属製にするのか樹脂製に変えるのかをお客様とお話ししました。いろいろ考えて最終的に金属製の管に交換するということになりました。
トラップの固定ナット2ヶ所を緩めてトラップを外し、トラップ先の排水管と防臭パッキンを取り外しました。新しいトラップ排水管と防臭パッキンを取り付け、水を流して確認。水漏れなく、正常に流れていたので交換修理完了です。

今回のポイントは以下の通りです。
① 金属管は緑青が発生するとヒビ割れする危険性が高まる
② 金属管はパッキンの交換にも細心の注意が必要
金属管は年月が経つと耐久力が弱くなります。耐久力の弱くなった金属管でパッキン交換をする際、ナットを外す時に気を付けないとトラップ部を破損させてしまうことがあります。表面に緑青や白錆が出ている時にはDIYで行わず、水道業者に頼むのが最善です。