原因・状況
洗面ボウルの下にあるステンレス製のトラップ排水管が折れて外れている状態でした。経年劣化によって耐久力が弱くなり、僅かな衝撃で折れてしまうほど脆くなっていました。
作業・施工内容
完全に折れていた為、応急処置は出来ずにトラップ排水管の交換が必須で、ステンレス製の管から樹脂製の管に交換することになりました。理由は、樹脂製の方が低コストで耐久力もステンレス管と同じかそれ以上と言われているからです。
まず、折れている下の管を取り外し、その後に上の部分を取り外ししました。新しい樹脂管を上部→下部→トラップ部の順に取り付け、最後に各所のナットに緩みが無いかを確認しました。
ポイント(予防策・注意点)
洗面ボウルの下の頑丈そうに見えるステンレストラップ排水管も経年劣化が進むと、折れたり割れたりする事があるので10~15年以上経過しているステンレストラップ排水管を触る時は注意が必要となります。これは樹脂管にはあまりない現象と言えるでしょう。どちらにせよ折れたり割れたりする前に新しい管に交換することがベストです。
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