原因・状況
屋外の下水が詰まって流れないとのご依頼。築年数も35年とのことで、マス自体、かなり老朽化が進んでいると感じました。まずは詰まりを除去して、マスの部分に不具合があるかどうかを確認することにしました。
作業・施工内容
詰まりは高圧洗浄で除去しましたが、マスを見てみると排水の通り道である底面がいくつも欠損していました。今回の詰まりの原因は欠損した所に便やトイレットペーパーが引っかかり、それが蓄積して詰まりとなっていました。詰まりは除去しましたが、すぐにまた詰まってしまう状況だった為、お客様にご説明し、マスの交換工事を行うことになりました。石のマスが設置されていましたが、今の基本形である塩ビのマスに交換しました。
ポイント(予防策・注意点)
今回のポイントは以下の通りです。
① 目先の金額に囚われず、先を見て決断する
② マスが壊れていたら交換しか改善方法はない
詰まり自体は2万円位で改善出来ましたが、マス交換の金額が高いからと言ってそのままにしておくと、また詰まって直して、また詰まって直して…ということを繰り返していたかもしれません。そうなると、交換しない方が結果高くなります。尚、②のことも頭に入れておくと、いざという時に決断も早くなるでしょう。
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