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水漏れや詰まりによる水のトラブルは、自分で直せるケースと直せないトラブルがあります。
自分で全て直せればコスパもかからずお得ですが、自分で直すとしても事前に確認しておきたいことがあります。
例えば水回りの構造を理解しているのか、工具はそろっているのかなどです。
自分で直す自信がない場合は業者へ依頼しますが、業者の料金は会社でも異なり、またサービスにも違いがあり迷いがちです。
そして何よりも悪徳水道業者に騙されるのは避けたい所です。
悪質業者に騙されないようにするためには、どんな部分に気を付けたら良いのか以下の内容で記事をまとめました。
こんな業者は要注意というポイントも解説しているので、参考にしてみてください。
目次
最近ネットには、緊急水道業者を利用した方々のコメントが多くみられます。
● 本当に緊急水道業者は高いの?
● ぼったくりなの?
● これは皆さんの感覚?
この様なコメントはその中の一部です。
突然の水漏れやつまり。
初めて経験される方は、さぞビックリする事でしょう。
そして、あわててしまうのでしょう。
● どうしたらいいの?
● 自分で直せる?
● 無理!業者に頼まなきゃ。
● たしか、冷蔵庫に水道業者の広告マグネットが貼ってあった!
● 急いで連絡しなければ。
こんな風に皆さん、あわててしまうのですね。
水回りでのトラブルと言っても、台所、洗面、浴室、トイレ等々、様々なトラブルがあります。
つまりでも水漏れでも、まず状況を確認してください。
あまり落ち着いて見ていて、被害が広がってしまう様であれば、急ぎ業者を呼ばなければなりません。
それでは、自分で直す時と業者に頼む場合、事前に考えておかなければいけないことをご説明しましょう。
皆さんは水道業者ではありません。
細かい水回りの構造まで知っている必要はないでしょう。
しかし、水道の蛇口、トイレの便器、排水管等、多少の知識はもてるはずです。
最近では、緊急水道業者のホームページでも、皆さんが簡単に修理ができる方法や豆知識等も多く紹介されています。
これらをヒントに多少の構造や直し方を調べておくことは大切です。
ご自分で簡単に直すためにも、工具類は必要になります。
水漏れを直すために用意するもの | ||
---|---|---|
マイナスドライバー | ||
プラスドライバー | ||
レンチ | ||
プライヤー | ||
ラバーカップ |
万一の時の為に、この様な工具類を用意することも事前に考えておかなければなりません。
実際に直す為の方法を知っているかどうかも、とても大切なことです。
自分で直すにしても、ただやみくもに手を出しても、よけいにひどくしていまう場合もあります。
修理をするにしても、ただナットを締め直す程度なら良いのですが、パッキンや部品を交換しなければならない時に、
水回りを修理する場合、特に水漏れを直す場合には、これらのことが必ず必要となります。
突然の水漏れの時、業者を呼んで待っている間も、元栓を閉めておけば、被害も最小限におさえられるかもしれません。
止水栓 | 台所や洗面では、収納扉を開けると中にある。 ※蛇口本体に付いている場合もある。 |
---|---|
浴室 | 収納扉がないため、止水栓がないケースが多い。 |
トイレ | タンク横・床下・壁に取り付けられている。 |
屋外の元栓【戸建て】 | 地面にあるBOXの中 |
屋外の元栓【集合住宅】 | ・ドア横のパイプスペース扉内 ・地面に並んだBOXの中 |
屋外の元栓は、特にアパート等で同じBOXがならんでいる場合、部屋番号が記されてなく、わからない場合がありますので、事前に必ずどのBOXが自分の部屋なのか、確認しておくことはとても大切です。
この様にご自分で直そうとするには、ある程度の前知識を入れておかないとなかなか難しいでしょう。
冷蔵庫にマグネット広告がいっぱい貼ってあるお宅は多い様ですが、いざ連絡しようとした時にマグネットの中だけでは情報量が少なくて不安になってしまう様ですね。
選び方はなかなか難しいですね。
緊急水道業者は数多くありますが、基準になる基本的な料金にはさほど大きな違いはありません。
ただ比べるとしたら、これらの表示が ある or 無い ということでしょうか。
緊急水道業者であれば、ある程度の緊急対応は行えるはずです。
しかし、中には、一部の対応した行わない業者もある様なので、ホームページ等で作業内容を確認するのも、選び方の一つの手段ではないでしょうか。
では実際に水道業者へ連絡した時に、確認したい事を考えてみましょう。
当然、広告の料金が前提ですが、通常は部品等の交換になれば部品代がプラスされるでしょうし、作業内容によっても料金は変わってきます。
その辺を曖昧にせず、きちんと説明してくれる業者が良いでしょう。
「トラブルの内容は、それぞれ違うので、現地で確認をし、見積もりをして、その金額で判断して頂きます。」との説明をする所が通常です。
ある程度の金額を概算でも説明してくれれば、少しは心の準備もできるでしょう。
「とにかく行きますので」を繰り返されてしまうと、若干心配になってしまいます。
電話をした時の相手(業者)の対応は選ぶ際の選び方の重要なポイントとなるでしょう。
連絡する皆さんの不安な気持ちを感じ取って、受け答えをしてくれれば、安心して依頼する事が出来ますね。
では、実際に業者が来てからどの様に対応すれば良いでしょうか?
作業内容やトラブルの状況によっては様々なケースが出てくると思います。
まずは、見積もりや出張料は無料だが他に料金がかからないのかを確認しましょう。
見積りだけで作業もしてないのに、「高速道路使いましたから」とか「コインパーキングに車を入れましたから」などと言って、料金を請求されてしまう場合も有るようです。
自分の家を修理する人が無愛想で質問にもちゃんと答えてくれないのは嫌ですね。
皆様も不明な点があれば、わかる様に説明してもらうと良いでしょう。
作業者の説明が専門用語で分かりづらければ、分かる様に説明してもらい、納得した上で作業してもらいましょう。
そうすれば、後々のトラブルを防ぐことが出来ます。
「なぜ?」の疑問が残らないように、見積内容を確認しましょう。
見積りが無料で現状多少でも余裕があるならば、1社だけではなく、数社の見積を比べてみると良いでしょう。
この見積金額でこの水道業者に直してもらおうと決めたら、再度見積、作業について確認をする事をおススメします。
作業の内容、状況によっては実際に行っている中で状況が変わる場合もある事と思います。
そのあたりを事前にきちんと説明してくれるかも重要です。
全て終わってから予定通りではなく、作業内容に変更があったのでと、見積金額より高い金額を請求されても納得いきませんね。
これこそ、まさにぼったくり、悪徳業者でしょう。
最初にあきらかに安い見積で作業に入り、最終的に高くなった金額で請求する様な事を意図的に行う悪質な業者には注意したいものです。
これだけならとても安くて良いのですが、配管の清掃が終わると、
「お宅の排水管は古くてもうだめですね。このままだとすぐ詰まってしまい大変な事になります。」
「排水管の交換を急いで行わないとだめですよ」
このように、言葉で不安をあおり、排水管を交換する工事を行わせます。
見積をして検討してくださいと帰っていくのなら分かりますが、皆さんがお願いをしてしまえば、口頭で値段を伝え、あとはどんどん工事を進めてしまいます。
終わってみると、請求金額は口頭で聞いた金額とはまったく違う金額です。
これは明らかに、悪質な業者です。
また配管を清掃する事によって「水回りをチェックしました」と言い、「台所、洗面、浴室、トイレ等の蛇口や便器の設備ももう古くて交換した方がいいですね」と、どんどん工事の話しを進めていきます。
結局、3,000円でお願いしたはずの管清掃が100倍の300,000円になんて言う事例もあるようです。
最近あまり聞かくなくなった飛び込み業者。
ある日「ピンポーン」とたずねて来た業者が
「ただ今、無料にて水回りの点検を行っています。」
と外回りの排水管と下水枡をチェックしてくれました。
「こちらのお宅の枡はコンクリート枡で割れてきているので、このままにしておくと枡が完全に壊れて、詰まりますよ。今なら○月○日はキャンペーンでいつもより安く工事ができますから、万一詰まる様な事があれば、いつでも連絡下さい」
と帰って行ったそうです。
配管のサイズより大きな木の板、入るはずのない木の板が枡の中で詰まりの原因になっていたそうです。
これって悪質な悪徳業者の仕業?と思ってしまいますよね。
しかし、決してこんな悪徳業者ばかりではありません!
安い!だけで決めてしまうと、後々トラブルになる事も多々あります。
多少であれば、他より高くても誠実に確実に作業で直してくれる業者を選ぶのが、良い業者の選び方として一番良いのではないでしょうか。
よほどの悪徳業者でなければ、皆さんが最終的なGO!を出さないかぎり、作業には入れません。
ぜひ、これをお読みになっている皆さんは、水道トラブルが起こった時、冷静に判断をして被害が大きくなる前に専門の水道修理業者にご相談ください。