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ある日突然起こる水漏れや詰まりによる水道トラブルは、自分で直せるケースと直せないトラブルがあります。
全て自分で直せれば修理費用もそんなに掛からず済むので業者に頼むよりお得ですが、自分で直すとしたら事前に知っておきたいことがあります。
例えば水漏れや排水つまりの原因が解ってるか、ご自宅の水回りの設備や配管の構造を理解しているのか、修理する為の部品や工具がそろっているのかなどです。
また自分で直すのが難しい場合は水道業者へ修理を依頼しますが、どの業者に頼んだら良いのか分からない、修理料金はいくら掛かるの?どんな人が来るの?など不安な事も多いでしょう。
そして何よりも近年のニュースなどでも取り上げられてる悪質水道業者に騙されるのは避けたい所ですね。
悪徳業者に騙されないようにするためには、どんな部分に気を付けたら良いのか以下の内容で記事をまとめました。
こんな水道業者は要注意というポイントも解説しているので、参考にしてみてください。
目次
最近ネットには、緊急水道業者を利用した方々のコメントが多くみられます。
この様なコメントはその中の一部です。
突然の水漏れやつまりのトラブルを初めて経験される方は、ビックリする事でしょう。
そして、慌ててしまう方が多いのではないでしょうか。
こんな風に皆さん、慌ててしまうのですね。
水回りでのトラブルと言っても、台所、洗面、浴室、トイレ等々、様々なトラブルがあります。
つまりでも水漏れでも、まず状況を確認してください。
ただし、水漏れの場合にゆっくり見ていて被害が広がってしまう様であれば、急いで業者を呼ばなければなりません。
それでは、自分で直す時と業者に頼む場合、事前に考えておかなければいけないことをご説明しましょう。
皆さんは水道業者ではありませんので、自宅の細かい水回りの構造まで知っている必要はないでしょう。
しかし、水道の蛇口、トイレの便器、排水管等、止水栓や元栓の位置などの多少の知識は知っておいた方が良いでしょう。
最近では、緊急水道業者のホームページでも、皆さんが簡単に修理できる方法や豆知識等も多く紹介されています。
これらをヒントに多少の構造や直し方を調べておくことは大切です。
ご自分で簡単なトラブルを直す場合には、工具類が必要になります。
水漏れやつまりを直すためにあると良い物 | ||
---|---|---|
マイナスドライバー・プラスドライバー | ||
レンチ | ||
プライヤー | ||
ラバーカップ |
万一の時に備えて、この様な工具類を用意しておくと安心ですね。
水道トラブルが起こった際に直す為の方法を知っているかどうかも、とても大切なことです。
自分で修理してみるにしても、ただやみくもに行なって、直らないばかりか余計に酷くなってしまうケースもあります。
例えばラバーカップで直るような軽度なつまりを正しい使い方ができておらず業者に頼む事になったり、物を落としてしまった状況でラバーカップを使い原因の物を押し込んでしまい大掛かりな工事が必要になってしまった…なんて事も。
水漏れの修理をするにしても、ただナットを締め直す程度の簡単な作業であれば良いのですが、パッキンや部品を交換しなければならない時に、
という事も重要です。
水漏れの原因となってるパーツが汎用性のある部品(例えばコマパッキン)であれば、割と簡単に手に入りすぐ修理できる事も多いでしょうが、シングルレバー混合水栓のカートリッジ等は蛇口ごとに使われてる物が違う為、しっかり確認してから購入しなければなりません。
水回りを修理する場合、特に水漏れを直す場合には、これらのことが必ず必要となります。
突然の水漏れの時、業者を呼んで待っている間も元栓を閉めておけば、被害を最小限におさえられるかもしれません。
台所、洗面の止水栓 | 台所や洗面では、収納扉を開けると中にある。 ※蛇口本体に付いている場合もある。 |
---|---|
浴室の止水栓 | 壁付蛇口は偏心管に付いている。 浴槽に設置してる台付の蛇口は止水栓がないケースも多い。 |
トイレの止水栓 | タンク横・床下・壁に取り付けられている。 |
屋外の元栓【戸建て】 | 地面にあるBOXの中 |
屋外の元栓【集合住宅】 | ・ドア横のパイプスペース扉内 ・地面に並んだBOXの中 |
止水栓は必ず設置されてる訳ではなく、ついてない場合もあります。その場合は元栓を閉めて作業しましょう。
また屋外の元栓は、特にアパート等で同じBOXがならんでいる場合、部屋番号が記されてなく、わからない場合がありますので、事前に必ずどのBOXが自分の部屋なのか、確認しておくことはとても大切です。
この様にご自分で修理するには、事前にある程度の知識を入れておかないとなかなか難しいでしょう。
冷蔵庫にマグネット広告がいっぱい貼ってあるお宅は多いようですが、いざ連絡しようとした時にマグネットに書いてある事だけでは情報量が少なくて不安になってしまいます。
初めて水道トラブルが起こった時、慌てて依頼する事が多く業者の選び方はなかなか難しいですね。
緊急水道業者は数多くありますが、費用相場に関しては水道業者によって多少違ってくるでしょう。
まずホームページを見て比べるとしたら、これらの表示が ある or 無い ということでしょうか。
緊急の水道業者であれば、ある程度の緊急対応は行えるはずです。
しかし、中には一部の対応しか行えない業者もあるようなので、ホームページや電話で起こってる水道トラブルの作業可能か確認するのも、選び方の一つの手段ではないでしょうか。
では実際に水道業者へ連絡した時に、確認したい事を考えてみましょう。
当然、広告の料金が前提となりますが、通常は部品等の交換が必要となれば部品代がプラスされるでしょうし、ご自宅の設備状況やトラブルの原因によっては作業内容も変わっていき修理費用も変わってきます。
その辺を曖昧にせず、見積り時にきちんと説明してくれる水道業者が良いですね。
また電話で依頼する際にだいたいの業者が「トラブルの内容は設備状況なども違う為、現地で確認をし、見積もりをして、その作業内容と金額でご判断して頂きます。」等の説明をされるのが一般的でしょう。
ただ、水道トラブルの原因がある程度ハッキリしていれば概算金額も教えてもらえるでしょうが、最終的なお見積りは現地となるでしょう。
電話したら「とにかく行きますので」を繰り返されてしまうと、心配になってしまいます。
修理依頼の電話をした時の相手(水道業者)の対応は選び方の重要なポイントとなるでしょう。
連絡する皆さんの不安な気持ちを感じ取って、受け答えをしてくれれば安心して依頼する事が出来ますね。
またホームページに出張費や見積り料の事が書いてない場合は、この時に必ず確認した方が良いでしょう。
では、実際に業者が来てからどの様に判断すれば良いでしょうか?
作業内容やトラブルの状況によっては様々なケースが出てくると思います。
不安な場合は、まず見積もりや出張料は無料だが他に料金がかからないのかを確認しましょう。
見積りだけで作業もしてないのに、「高速道路使いましたから」とか「コインパーキングに車を入れましたから」などと言って、料金を請求されてしまう場合も有るようです。
自分の家を修理する人が無愛想で質問にもちゃんと答えてくれないのは嫌ですね。
【見積りをしてもらう場合のチェックポイント】
このように、状況と必要な作業を説明した上で、「見積金額は○○円になります」ときちんと説明してほしいものです。
皆様も不明な点があれば、わかる様に説明してもらうと良いでしょう。
作業者の説明が専門用語で分かりづらければ、分かりやすく説明してもらって納得した上で作業してもらいましょう。
そうすれば、後々のトラブルを防ぐことが出来ます。
「なぜ?」の疑問が残らないように、見積内容を良く確認しましょう。
見積りが無料で現状多少でも余裕があるならば、1社だけではなく、数社の見積りを取って比べてみると良いでしょう。
見積りを出してもらった水道業者に直してもらおうと決めたら連絡します。この時に料金と作業について再度確認をする事をおススメします。
作業の内容、状況によっては実際に行っている中で状況が変わる場合もある事と思います。
そのあたりを事前にきちんと説明してくれるかも重要です。
もし作業中にトラブルがあった際は、作業スタッフが一旦作業を止めて状況を説明して確認するのが一般的です。
全て終わってから予定通りではなく、作業内容に変更があったので…と、見積金額より高額な修理費用を請求されても納得いきませんよね。
これこそ、まさにぼったくりの悪徳業者でしょう。
最初にあきらかに安い見積で作業に入り、最終的に高くなった金額で請求するような事を意図的に行う悪質な業者には注意したいものです。
これだけならとても安くて良いのですが、配管の清掃が終わると、
「お宅の排水管は古くてもうだめですね。このままだとすぐ詰まってしまい大変な事になります。。」
「排水管の交換を急いで行わないとだめですよ」
このように、言葉で不安をあおり、排水管を交換する工事を契約しようとします。。
見積りを出してくれて「検討してくださいね」と帰ってくれれば良いのですが、慌ててる皆さんが口頭で説明された値段で安易にお願いをしてしまえば、後はどんどん勝手に工事を進めてしまいます。
終わってみると、請求金額は口頭で聞いた金額とはまったく違う場合もあります。
これは明らかに、悪質な業者です。
また配管を清掃する事によって「一緒に水回りをチェックしました」と言い、「台所、洗面、浴室、トイレ等の蛇口や便器の設備ももう古くて交換した方がいいですね」と、必要のない工事の話しを勧めてくる場合もあります。
結局、3,000円でお願いしたはずの管清掃で違う工事をする事になって100倍の300,000円になんて言う事例もあるようです。
最近あまり聞かくなくなった飛び込み業者。
ある日「ピンポーン」とたずねて来た業者が
「ただ今、無料にて水回りの点検を行っています。」
と言って屋外の排水管と下水枡をチェックしてくれました。
「こちらのお宅の枡はコンクリート枡で割れてきているので、このままにしておくと枡が完全に壊れて、詰まりますよ。今なら○月○日はキャンペーンでいつもより安く工事ができますから、万一詰まる様な事があれば、いつでも連絡下さい」
と帰って行ったそうです。
配管のサイズより大きな木の板、入るはずのない木の板が枡の中で詰まりの原因になっていたそうです。
確証はありませんが、これって悪質な悪徳業者の仕業?と思ってしまいますよね。
もちろん、決してこんな業者ばかりではありません!
基本料が「390円~」や「980円~」などで安い!からと決めてしまうと、後々トラブルになる事も多々あります。
また急いでいたとしても、水道修理の費用相場が分からない場合は必ず相見積りを取る事が大切です。
他より多少高くても誠実に対応して直してくれる水道業者を選ぶのが、良い業者の選び方として一番良いのではないでしょうか。
一般的な業者であれば、皆さんが最終的なGO!を出さない限りは修理作業に入りません。
もし見積もりも口頭で言うだけで勝手に話を進めて作業に入るようであれば注意した方が良いでしょう。
またホームページを見て問合せをする際も、格安な基本料につられないように他に掛かる費用は確認してから依頼してくださいね。
ぜひ、これをお読みになっている皆さんは、水道トラブルが起こった時、冷静に判断をして被害が大きくなる前に専門の水道修理業者にご相談ください。