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フローリングをきちんと掃除し手入れするのはかなり大変な仕事です。
いつの間にかつく黒ずみや白い汚れでつやがなくなってきたらワックスのコーティングも必要です。
ワックスをかける前の掃除ではカビや垢・原因のわからない白い跡もきれいに落さねばなりません。
そして家具なども動かしたりとワックスがけは大仕事です。
そこで頼りたいのはフローリング掃除をしてくれる業者です。
プロの道具とワザで汚れをすっきり落としフローリングをピカピカにしてくれます。
見ているだけで床がみるみる綺麗になっていくのが分かりますね。
でも気になるのはフローリング掃除を依頼するときの費用でしょう。
フローリングの掃除業者に依頼するといくらかかるのか掃除内容や手順はどのようなものなのかなどのフローリング掃除の疑問にお答えします。
また今後の掃除のために黒ずみや白い汚れの原因もご紹介します。
普段の掃除にぜひお役立てください。
目次
フローリングは日々のお手入れがしやすく手がかからないとも言えます。
フローリングのお手入れについてみていきましょう。
フローリングの普段の掃除はモップやフローリングワイパーで乾き拭き後に残ったホコリや目の中のゴミを掃除機で吸い取れば完了です。
素材が「木」であるため頻繁な水拭きや洗剤を使ってのお手入れはむしろ減らした方が良いのです。
しかし水拭きや洗剤拭きなしでは汚れがついたときに困りますよね。
フローリングの特徴を考えて適切な汚れ落としを行います。
素材の「木」の特徴に水を吸い取るということがあります。
乾拭きで取れない汚れは水拭きや洗剤拭きを行います。
手早く掃除して掃除後は換気をよくして乾かしましょう。
普段のお手入れは簡単ですがそれはフローリングがワックスでコーティングされて保護されているからというのが大きな理由です。
ワックスのない「木」の床で椅子を引きずったりペットが走りまわったりすると床に傷がつきますよね。
ワックスが塗ってあるとこれらで起こる多少の傷から床を守ってくれます。
また普段の掃除が乾き拭きで済むのもワックスが汚れから床を保護してくれているからです。
ワックスは年に1~2回程度床に塗布し3~5回に一度それまでのワックスをはがして新しく塗り直します。
ワックスを塗ることで得られるのは床の光沢だけではありません。
フローリングの寿命は15年前後と言われていますがワックスで床材を保護することでフローリングの寿命を長くすることもできるのです。
普段のフローリングのお手入れが楽なのはワックスがあればこそなのです。
ワックスがはがれて白い汚れになったりカビが発生したりする前にフローリングのお手入れをしっかり行いましょう。
とはいうものの実はワックスの塗布は注意が必要で手間がかかる作業です。
たった3つの手順に見えますが、これらは結構ハードルが高い作業ではないでしょうか。
そもそも家具を移動させたり床の汚れを綺麗に掃除というあたりでハードルがググッと高くなります。
家具が多い場合は移動させるスペースも必要ですし汚れた床の上にワックスを塗ってしまうとその汚れもワックスでコーティングされ剥がすまで汚れたままになってしまいます。
そのためワックス前の掃除は床をきれいに掃除する必要もあるのです。
ワックスを塗る作業であればまだ何とかなりますが3~5回塗った後に1度やらないといけないワックス剥がしは体力勝負にもなります。
やってみると非常に大変な作業なのです。
ワックス塗布もワックス剥がしも自分で行う自信がない方や時間がない方は掃除業者に依頼しましょう。
汚れをきれいに取り除きワックスがけまで行ってくれるサービスです。
ワックス剥がしはオプションで依頼が可能です。
フローリングのクリーニング費用を一覧表にしました。
表の見方
工事内容 | 環境 | 概算の費用相場 |
---|---|---|
ダスキン | 16,703円/10帖〜 | |
※6・10・15・20帖の料金設定もあります | ||
お掃除本舗 | 13,200円/10帖 | 剥離 3,300円/帖 |
※10帖を超えたら追加1帖につき1,320円 | ||
くらしのマーケット | 17,000~26,000円/20㎡(12帖) | 剥離と塗布 10,000 ~13,000円/ 10㎡(6/帖) |
※複数業者が登録しているため料金に幅があります | ||
お掃除革命 | 605円/㎡・1,100円/㎡ | 剥離 1,100円/㎡(0.6帖) |
スタンダード:9,983円/(10帖)(605円×16.5㎡) ハイグレード:18150円/(10帖)(1,100円×16.5㎡) |
||
ベアーズ | 16,500円/20㎡(12帖) | 剥離と塗布 29,700円/(20㎡)12帖 |
※追加1㎡につき990円 | 追加1㎡につき1980円 |
フローリングのワックスは3~5回に一度ワックスをはがして塗りなおしが必要です。
樹脂系のワックス(ウレタン樹脂ワックス・アクリル樹脂ワックスなど)を塗っている場合はワックスをはがすとフローリングが元のきれいな状態になります。
そこに新たにワックスを塗りまた3~5回塗ったらワックスを剥がすを繰り返してフローリングを保護します。
つまりワックスだけ塗ればいいときとワックスを剥がして塗るときがあるためオプションでもワックス剥がしがあるわけです。
業者によっては剥離と塗布がセットになったサービスを記載しているところもあります。
フローリングクリーニングはフローリングとワックスがけがセットになったサービスが主になっています。
お掃除革命にはフローリングとワックスがけがセットになったサービス以外に「拭き掃除+掃除機がけ(330円/㎡)」のワックスなしのサービスもあります。
ワックスがけは不要だけれど床の汚れを取ってほしいときに依頼したいサービスですね。
掃除業者にフローリングクリーニングを依頼するときにチェックするポイントをまとめました。
依頼する側の希望によりサービス内容がかわる(料金も変わります)可能性があるためしっかり見積もりを取る必要もあります。
また依頼する側のニーズにこたえてくれるかも確認する必要があります。
フローリングクリーニングでポイントの一つは家具の移動です。
椅子やテーブルは動かすことが可能ですが物がたっぷり入った本棚を動かすのは大仕事です。
また一人暮らしの場合はソファーやベッドを動かすのも大変です。
事前に移動が必要そうな家具をチェックして業者にどうなるのかを確認しておきましょう。
主に考えられるのは下記の4つでしょうか。
床についた黒ずみや白い汚れはどうなるのかも気になりますよね。
そのままワックスをかけると汚れが残ったままになりますので除去できるフローリングの汚れは取ってもらえます。
洗剤を浸けてモップやブラシで洗う清掃なのか洗剤を浸けて拭き掃除をするのかが気になる場合は確認しましょう。
黒ずみや白い汚れについては後半で解説しますが原因がわかっている場合は事前に連絡しておくといいでしょう。
フローリングのワックスには光沢が強いタイプやもちのいいタイプなどいろいろな種類があります。
どのようなワックスを塗るのか気になる場合は訪ねておきましょう。
希望するワックスがある場合は種類により価格が異なりますので料金が変わる可能性があります。
また希望のワックスがない場合(ペットのすべり止めやUVコーティングなど)依頼者側で準備して塗ってもらうことができるのかを聞いてみてもよいでしょう。
ワックスの塗り方でぜひチェックしておきたいのが1度塗りか2度塗りかです。
1度塗りと2度塗りでは光沢やもちが変わってきます。
2度塗りの方が手間と時間がかかりますので1度塗りより料金は高くなります。
ワックスの乾燥時間は夏場で30分ぐらい、冬で1時間ぐらいが目安です。
乾燥まで見てもらえるのか機材を使って乾燥してもらえるのかなど乾燥についても気になる場合は確認しておきましょう。
掃除業者にフローリングの掃除を依頼するメリットは、きれいな仕上がりと楽ができることでしょう。
汚れをきれいに落としてからのワックス塗布になるため、ワックス前の掃除は汚れを残さない注意も必要です。
自分ですると、時間も労力もかかります。
プロの手際でスムーズにされる掃除は見ていて気持ちがいいものです。
ワックス塗布が自分では無理かもしれないと思ったら、業者への依頼がおすすめです。
賃貸物件のフローリングの掃除やワックス塗りを業者に依頼する場合は大家さんか管理会社に許可を得ておきましょう。
床掃除やワックス塗りで破損やトラブルが起こることは考えにくいかもしれませんが、変色や破損などの万が一の事が起こった時のために大家さんや管理会社への連絡して許可を得る必要があります。
床に大きな傷がついたり宅内の設備の破損が起こったりした時に自分の判断でトラブルの対処ができません。
大家さんの判断が必要になります。
事前に連絡をしているとスムーズに対応してもらえるでしょう。
ひと手間かかりますが忘れずに連絡しましょう。
業者を選ぶときに気になるのは料金と内容ですがここではそれ以外のチェックしておきたいポイントをまとめてあります。
最近はスマホで簡単に調べられます。「〇〇〇(業者名)△△△(サービス名)口コミ」と検索してみると口コミが出てきますので確認してみましょう。
業者の仕事ぶりだけでなく「○○も一緒に頼むべきだった」や「事前に〇〇をしておけばよかった」なども書かれていることがあります。
上手にフローリングクリーニングをしてもらうのに役立ちます。
万が一トラブルが起こった時にきちんと補償してくれる業者に依頼しましょう。
問い合わせた時の電話対応が丁寧できちんと答えてくれるところがいいですね。
ただし見積もりが必要なサービスは「大まかな金額だけでも」と聞いても教えてもらえないこともあるのでそれは大目に見ましょう。
サービス内容や金額が明確に掲載されているサイトはやはり安心感があります。
ユーザーの立場でサイトを作っているといってもいいでしょう。
大手のハウスクリーニング業者は情報が多くても地域の業者は情報が少ないケースもあります。
問い合わせ時の対応や顔を合わせてどのような感じの業者かを確認しましょう。
見積もりのときに電話などで掃除業者と連絡を取りますので疑問点は解決しましょう。
見積りが出たら当日の追加料金や駐車場代など気になることは全て確認してから依頼しましょう。
掃除業者に依頼したら掃除してもらうだけでなく掃除の仕方や我が家の床の汚れの特徴なども聞いておきましょう。
プロの目で見た汚れの原因や効果的な掃除の仕方をアドバイスしてもらえます。
明日からの掃除に役立つ情報ですし気になる汚れの原因が分かれば事前にフローリングの汚れを防止できる可能性もあります。
プロのアドバイスはとても役に立ちます。質問していろいろ教えてもらいましょう。
ここからは一般的な床の汚れについて解説します。
黒ずみの原因が分かれば汚れは落としやすくなります。
自分で掃除をするときにお役立てください。
家の中ではリラックスしているため裸足で歩くことも多いですよね。
あまり気にしてはいませんが足の裏は皮脂腺が多く汗をかきやすいところなのです。
床についた汗に汚れがついて床が黒ずんでいくのです。
足の裏だけでなくキッチンの床に飛び散った油を踏んだスリッパの裏は油の汚れを運びます。
これは素足や靴下でも同じことが言えます。
フローリング用の洗剤でふき取ってその後しっかり水拭きと渇き拭きをしておきましょう。
洗剤は必ず中性のものを使ってください。
アルカリ性の洗剤はワックスを溶かす可能性があるため使用はNGです。
フローリング用マジックリンやウタマロクリーナーがおすすめです。
ジュースをこぼしたときに完全に拭き取れていない場合は黒ずみの原因になります。
糖分が入っているとベタベタした汚れとして残りそこにホコリなどがくっついて黒い汚れになってしまうでしょう。
カビの原因になることもあります。
フローリング用の洗剤でふき取ってその後しっかり水拭きと渇拭きをしておきましょう。
食べこぼしや液体はできるだけ早くきれいに拭き取る習慣をつけましょう。
窓を閉め忘れて雨が吹き込んだときに拭かずにそのままにしているとカビが発生する可能性があります。
フローリングは木ですのでワックスが完全にコーティングしていればいいのですが剥がれた箇所かあるなどで水を含んでしまうとカビは発生する可能性が高くなります。
雨が吹き込んだときや水をこぼしてしまった時も速やかに拭き取りましょう。
発生したカビは消毒用アルコールでふき取りますがアルコールがワックスを白くする可能性があるため目立たないところで試してからにしてください。
【注意】塩素系漂白剤はNG!カビキラーなどの塩素系漂白剤はワックスを溶かしてしまう可能性が非常に高いため掃除に称しないようにしましょう。
ワックスが劣化して一部がはがれた状態になると元のフローリングがむき出しになります。
ワックスが残っている部分とワックスがない部分で色に差が出てどちらかが黒ずんでくるケースもあります。
ワックスを剥がしてフローリングを掃除し塗りなおしましょう。
フローリングの白い汚れはワックスが原因で発生することが多いものです。
ワックスに白い汚れを作る原因は「水」です。
ワックスが塗られた床の上に長時間水がたまったままになると、ワックスに水が浸透して白く曇ったようになります。
リンレイの「ワックスはがし上手 」で白くなったところを剥がしワックスを塗りなおします
除光液の成分がワックスと化学変化を起こしたためにワックスが白くなります。
リンレイの「ワックスはがし上手 」で白くなったところを剥がしワックスを塗りなおします
フローリングが劣化してはがれぽろぽろした白いカス状のゴミになってていることが考えられます。
ワックスの塗り直し時期が来ている可能性が高いです。剥離してワックスを塗りなおしましょう。
フローリングのお手入れとワックスの大切さ、掃除業者にフローリングクリーニングを依頼したときの費用について解説しました。
フローリングは、普段のお手入れは簡単ですが、それはワックスが保護してくれているからこそです。
きれいなフローリングを維持するために定期的なワックスの塗布を行いましょう。
汚れ落としからワックス塗りまでを自分でするのが難しいと思った時は、掃除業者に任せましょう。
プロの技でピカピカのきれいなフローリングに仕上げてくれます。